選ばれる理由STRENGTH

南野建設は、戦後すぐ「推進工法」の草分け的存在として創業し、推進工法ひとすじに、
社会インフラの整備や都市開発に資する技術を提供してまいりました。独自開発の「NUC工法」により推進施工の長距離・複合急曲線・高速化を実現し、
全国各地の管施工・管更生事業をささえるとともに、防災や環境対策にも貢献する専門技術者集団です。

日本の地下機能、地盤を支え、災害対策や環境問題にも貢献

南野建設は、上下水道や電力・通信・ガスなどのインフラ整備に不可欠な非開削工法である「推進工法」を専門としています。非開削工法は、道路面を大きく堀り削る開削工法に比べ、削る面積や騒音、振動、粉塵などを抑えられるため、市街地や住宅地、鉄道・道路や河川などへの影響が少なく、環境対策にも優れているのが特長です。
当社は、この非開削工法が日本に導入された初期のころから技術開発を進め、大中口径管推進、小口径管推進、鋼製さや管推進、管更生(改築推進)における多くの施工実績を重ね、全国の地下の都市機能の維持や地盤改善、利水・治水など、防災や環境対策にもつながる社会課題に貢献する技術を提供。公益社団法人日本推進技術協会の理事も務め、日本の推進工法技術の向上にも取り組んでいます。
南野建設は、日本の生活を文字通り「足もと」からささえる推進工法の専門技術者集団です。

独自開発のNUC工法で推進施工の長距離、複合急曲線、高速化を実現

地盤の状況が明らかでない地下で施工する推進工法。計画路線上から逸脱したり障害物により端部を破損したりする課題を解決するため、南野建設は、早くから新工法の開発に取り組み、積極的に独自技術を導入してまいりました。
1958年(昭和33年)に中押し工法を開発し、特許登録。翌年には推進工事分野に電動油圧装置を開発しました。さらには、1982年(昭和63年)に画期的な曲線の工法「ユニットカーブ推進工法(UC工法)」を特許出願いたしました。2002年にはUC工法をさらに改良した「NUC工法」を開発し、急曲線や長距離の施工を可能にしただけではなく、自動計測を含むトータル・コントロールシステムにより施工の高速化、低コストも実現し、推進施工におけるさまざまな問題を解消することに成功しました。

三代つづくのは当社だけ 推進工法ひとすじ70年の実績と信頼

南野建設は、終戦直後の1950年(昭和25年)に創業した先々代から三代にわたって推進工法ひとすじに技術を向上させてまいりました。推進工法という専門技術を三代引き継ぎ発展させてきた施工業者は全国でも当社だけです。2020年に70周年という区切りを迎えました。戦後の復興から高度成長期の社会インフラ整備や都市開発をささえるとともに、近年では老朽化が進む施設の管更生や災害復興、環境問題などの社会課題解決に資するため、日本全国の推進施工、地盤改善などに取り組んでおります。
三代つづく実直な推進の施工技術を全国でご評価いただき、おかげさまで当社の受注事業は9割が公共工事となっております。また、計画への参画や技術相談など上流工程でのご支援もさせていただき、大手のゼネコン企業さまや建設コンサルタント企業さまから頼っていただける実績と信頼を積み重ねてまいりました。